バイト中に創価学会に勧誘された話

本日3月7日のことである。

俺は大田区の某所でバイトをしていた。

(知っている人もいるかもしれないが俺は交通誘導の警備員をしている。道路工事でライトセーバー振ってるアレ)

家から1時間半もかけて出勤しつつ土方がチンタラやっているせいで残業へと突入せざるを得なくなっていたのでとてもしんどかった。

それでもまあここまではよくあるガードマンの一日である。

 

時刻は日も暮れた午後七時のこと。

とある住宅街の行き止まりの道でクッソ楽な業務。

あ~早く終わんねえかなテキパキ動けよバカどもと思いながら虚空を見つめる。

しかし突然日常が崩壊する。

現場の前の住人(爺さん)がものすごい剣幕でクレームを入れてきた。まさに憤怒って感じだった。

(ところで憤怒ってひらがなで「ふんぬ」って書くとかわいいよね。美少女ロリがウンコきばってるみたい。赤城みりあ「ふんぬ!ウンチポロッ」←これになりてえ(みりあやんないよ(やれよ

内容は省くがとりあえず仕事がクソ遅いドカタどものせいと思っていい。

うわ~めんどくせ~と思ったのでひたすら警備3人ドカタ2人で平謝り。とりあえず謝る。まあ落ち度はこちら側(ドカタ)だしクレームもたまにあることなので俺たちはとりあえず場を治めるために謝罪。

 

3分ほどで爺さんが落ち着いたので良かった良かっためでたしめでたし…

となるのが普通なのだが俺達が説教を受けている間に不確定要素が現れる。

50代ほどの人の良さそうで中肉中背のオッサンが玄関から出てきていて爺の癇癪の一部始終を傍観していた。

説教が終わり爺が消えると「あの人は頑固な人なんだよ。まああんまり気にしないほうがいいよ。」と言いつつオッサンが差し入れとして缶コーヒー(あったか~い)をくれた。普通にうれしい。

でもまあ稀によくあるイベントなのでこれを回収。

 

しかしそれを回収したはいいが次にオッサンとの世間話という謎ルートに突入してしまう。

 

オッサン「若いねぇ~どこ出身?山形か~一人暮らし偉いねえ~」

ここまではいい。

オッサン「初対面で失礼かもしれないけどさぁ・・・・・・・

 

創価学会に興味ない?

 

ゥア!?!?!?!?(硬直

エッエッエッ

ん~~~~~????

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これになってた


脳が一瞬バグった。しかし持ち前のポテンシャルを活かし0.5秒で復旧した。でも、創価学会 って言ったらもうあのっ!?なんていう語録も思いつかないほどにはまだ混乱していた。

長時間労働で疲れてて頭が回らないしこれはやばいな、さっさと回避しなきゃなというのがあったので俺は

創価ヨイショしなきゃ とりあえずおだてときゃいいだろ

という考えが一番最初に浮かんだ。

 

亭ちゃん「あ~創価学会いいですよね私は入信してませんが公明党の公約いいと思いますよ池田大作先生の母校の東京富士大学何度か行ったことありますけど静かでいいですよ私は入信してませんが

という口からおべんちゃらを無意識に垂れ流していた。

だがその私は入信してませんがというワードが逆にオッサンの逆鱗琴線に触れた(ようだ)。

君素質あるよ!友達に入信してる人いるの?いないなら君が第一人者になるべきだよ、ちょっとまってて良い物持ってくるから(クソ笑顔でハキハキペラペラと話し始める)

 

こりゃ墓穴掘ったな~と思って後悔すること2分後、薄い雑誌みたいな本を渡された。

それがこれである。

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創価学会の機関誌?よくわからん

とりあえずそれを受け取った。だが雑談している時間も労働時間の内に入るし隊長に見られてもいい顔されないので早くこんな話終わらせなきゃという気持ちもあったのでとりあえず笑顔でオッサンにバイバイと手を振った。オッサンは潔く自宅へ戻った。

 

それからの俺は初めて宗教勧誘に遭ったというドキドキと実際に体験するとやべえなっていうのとあんな普通そうで性格が良さそうな人が熱心になるのか、といういろいろな思考や感情が頭の中でグルグルしていた。そして、この出来事を文章に起こしてみんなに知ってもらおう、というのもあったのでこういう形でブログ処女を捨てようというのが浮かんだ。

 

ということでまとめに入る。

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まあ結論としては

大田区はヤバイ地域

というのが今日一日の印象でした。

まあヤバイなりに飲み屋が多いし、路上喫煙にも寛容そう(京急蒲田からJR蒲田まで商店街の中を歩いたらざっと数えて8人はやってた)なので住んでみたいなとも思いました。

(おしまい)